前歯の虫歯を詰め物(コンポジットレジン)で治療した症例
徳力公団駅から徒歩7分、志井駅から徒歩8分にあるまつだミリー歯科の院長です。
本日治療した虫歯治療について説明しますね。
左上の前歯2本(中切歯と側切歯)の虫歯治療でした。
隣り合う歯の間から虫歯になっていました。こういった部位の虫歯は隣接面むし歯と呼ばれています。この部分は歯ブラシではなかなか磨けず、フロスを使って汚れをとるようにしないと虫歯になりやすい部位です。
患者さんに虫歯の説明と治療の説明をしてから治療に入りました。
麻酔するときに痛くないようにまず表面麻酔を3分程度聞かせてから麻酔を行いました。
その後カリエス検知液という虫歯の部分だけが染まる特殊な液体を使いながら慎重に虫歯の部分だけを削っていきました。
やはり中で虫歯が広がっていました。入り口は小さくてもこのように中で広がっていることが多いです。このような虫歯はなかなか自分では見えないので定期的に歯医者さんでチェックしてもらうと良いですよ。
隣接面虫歯の場合隣の歯と接する部分の形を自然な形態にするのが難しいのでマトリックスという器具を使って形態を作っていきます。大きさや曲がり具合、金属製、プラスチック製などさまざまな種類があるので虫歯を削った後の歯の形に合わせてマトリックスを選んで使用します。
マトリックスを選んだ後は歯に合わせてそこに光硬化型コンポジットレジンという歯科用の特殊な樹脂を詰めていきます。
このように元の歯と同じ形態に仕上げることができています。
今回は歯を削る量を少なくすることができるコンポジットレジンでの治療をお伝えしました。
虫歯の治療のことなどでお悩みのことがあればお気軽にご相談ください。
まつだミリー歯科 院長 松田
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