まつだミリー歯科

徳力公団駅から徒歩７分、志井駅から徒歩８分にあるまつだミリー歯科の院長です。

 

毎日しっかり歯磨きしているのに、実はお口の中の汚れが完全に取り切れていないことをご存知ですか？実は、歯ブラシだけでは歯と歯の間や歯茎の隙間に溜まった汚れを完全に除去することは難しいのです。歯ブラシだけでは60％しか磨けてないと言われます。その磨けてない部分をそのまま放っておくと、歯石ができたり、虫歯や歯周病の原因になります。そこで役立つのがデンタルフロスです。フロスを使うことで、歯ブラシでは届かない隙間の汚れもしっかり取り除け、健康な口内を保つことができるのです。

 

なぜフロスが重要なのか？それは隣接面う蝕といって隣り合った歯と歯の間から虫歯はできやすいんですがその部分には歯ブラシの毛先が届かないからなんです。また歯の側面の部分も歯ブラシでは届きにくい部分でそこも虫歯や歯周病、また口臭の原因となります。

　　　　　　　

 

まつだミリー歯科では歯磨き指導の際に患者さんのお口の中に合わせてフロスや歯間ブラシの使用を指導するようにしています。フロスにはいくつかの種類があり、それぞれの使い方に違いがあります。また、自分に合ったフロスを選ぶことが大切です。今回は、フロスの種類や使い方、そして当院でおすすめしているフロスをご紹介します。

 

フロスの種類

フロスには主に「糸巻きタイプ」と「ホルダータイプ」の2つの種類があります。

 

• 糸巻きタイプ（ロールタイプ）

　糸がロール状になっていて、使用時に自分で長さを調整します。自分の指に巻きつけて使うため、歯の形に合わ

　せて自由に動かせるのが特徴です。自分でコントロールしやすいため、特に歯間が広い場所や狭い場所の汚れを

　しっかりと除去できます。糸巻きタイプは最も一般的で、使いこなせば非常に効果的ですが、最初は少し慣れが

　必要かもしれません。

 

• ホルダータイプ

　Y字型やF字型のホルダーにフロスがセットされているタイプです。特に奥歯の間に使いやすく、初心者でも簡単

　に使いこなせるのが特徴です。糸巻きタイプよりも手軽に使えるため、特に奥歯のフロスが難しいという方には

　おすすめです。

 

どちらのタイプにも利点があるため、使い心地や自分のケアスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

 

当院おすすめのフロス

・DENT.EX ウルトラフロス

　こちらはY字ホルダータイプで、扱いやすく耐久性のあるフロスです。特にプラークをしっかりと除去するため

　に設計されており、フロスが歯間にしっかりとフィットするため、汚れを効率よく取り除きます。初めてフロス

　を使う方や、フロスが難しいと感じる方におすすめです。

　　　　　　　　　　

 

・DENT.e-floss

　細めのフロスで、歯間が狭い方にも使いやすいのが特徴です。滑りがよく、歯間にスムーズに挿入できるため、

　歯と歯の間にフィットしやすく、痛みや違和感なく使用できます。狭い歯間でもしっかりと汚れを除去できる

　ので、歯間の清掃が不十分な方には特におすすめです。

　　　　　　　　　　　

 

• プロキシソフト 3in1フロス

　のフロスは、歯間だけでなく、ブリッジや矯正器具の周りの汚れも取り除くことができます。柔軟性が高く、

　さまざまな形状に対応できるため、特に矯正器具を使用している方やブリッジを装着している方に適してい

　ます。歯間の奥深くまでしっかりとフィットし、きれいに掃除できます。

　　　　　　　　　　　

 

 

フロスの使い方

フロスを正しく使うことで、歯間の汚れをしっかり除去し、歯石の形成や歯周病を予防することができます。フロスの使い方をお伝えしますね。

 

1.適切な長さを取る（糸巻きタイプの場合）

糸巻きタイプのフロスを使う場合は、約40cmほどの長さをカットし、両手の中指に巻きつけて使います。フロスの端を指でしっかり固定し、歯と歯の間に挿入するための十分な余裕を持たせます。

　　　　　　　

 

2.歯と歯の間に挿入する

フロスを歯と歯の間に優しく挿入します。無理に力を入れて挿入しないようにしましょう。歯茎に向かってゆっくりと滑らせ、歯と歯の隙間にしっかりとフィットさせます。

　　　　　　　

 

3.歯に沿って動かす

フロスを片方の歯に沿わせ、上下に優しく動かしてプラークや汚れを取り除きます。次に反対側の歯にも同様に動かします。このとき、歯茎を傷つけないように注意しながら、ゆっくりと行いましょう。

　　　　　　　

 

4.歯と歯の間からフロスを抜く

汚れを取り除いた後、フロスを左右にスライドさせながら、歯と歯の間からゆっくりと引き抜きます。抜く際にも、歯茎を傷つけないように注意しましょう。

 

まとめ

正しいフロスの使い方を実践し、毎日のケアを強化することで、口腔内の健康を保ちましょう。フロスを使うことに不安がある方や、どのフロスが自分に合っているのか迷っている方は、ぜひ当院のスタッフにご相談ください。あなたに最適なフロスをご提案いたします。

 

まつだミリー歯科　院長松田