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歯石とは?歯石が着く原因とリスクについて

徳力公団駅から徒歩7分、志井駅から徒歩8分にあるまつだミリー歯科の院長です。

 

みなさん、歯石という言葉を聞いたことはありますか?歯医者さんで「歯石がついていますね」と言われたことがある方も多いのではないでしょうか。今回は、歯石とは何か、どうしてできるのか、そして放っておくとどんなリスクがあるのかをお伝えします。

 

歯石って何?

まず、歯石とは簡単に言うと「硬くなった汚れ」のことです。食べ物のカスや唾液に含まれる成分が歯の表面に溜まると、歯垢(プラーク)というネバネバしたものができます。この歯垢が時間が経つにつれて固まり、石のように硬くなったものが歯石です。

歯垢自体は毎日の歯磨きで簡単に落とすことができますが、歯石になってしまうと、歯ブラシでは取れなくなってしまいます。これが問題の始まりです。

 

歯石ができる原因

歯石ができる大きな原因は、歯垢が十分に取り除かれていないことです。毎日の歯磨きやフロスが不十分だと、歯垢が口の中に残りやすくなり、次第に歯石へと変化します。特に、歯と歯茎の境目や奥歯の隙間など、磨き残しやすい場所は歯石が溜まりやすいです。

また、食生活や唾液の性質も歯石の形成に関係しています。糖分の多い食事や間食が多い方は、歯垢が溜まりやすく、結果的に歯石ができやすくなります。また、唾液の中には歯垢を硬くする成分が含まれているため、唾液の量や成分も歯石の付きやすさに影響を与えます。

 

歯石を放っておくとどうなる?

1、歯周病の原因になる
歯石が歯と歯茎の境目にたまると、歯茎が炎症を起こしやすくなります。これが進行すると、歯周病と呼ばれる病気を引き起こします。歯周病は、歯を支える骨が徐々に溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまう恐れがある怖い病気です。
2、口臭の原因になる
歯石があると、その表面にさらに細菌が溜まりやすくなります。これらの細菌は、口の中で悪臭を発生させ、口臭の原因となります。毎日のケアをしているつもりでも、歯石が溜まっていると口臭が気になることがあるかもしれません。
3、虫歯のリスクが高まる
歯石が歯に溜まっていると、歯の表面がざらざらになり、細菌が付きやすくなります。その結果、虫歯のリスクが高まります。歯磨きがしにくくなるため、しっかりケアしているつもりでも、虫歯ができてしまうことがあるのです。
歯石が着くのを防ぐためには?

では、歯石ができるのを防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか。まずは、毎日の歯磨きをしっかり行うことが大切です。特に歯と歯茎の境目や歯の裏側など、磨き残しやすい場所を意識してケアしましょう。また、フロスや歯間ブラシを使うことで、歯と歯の間に溜まった歯垢をしっかり取り除くことができます。

さらに、3ヶ月に1回は歯科医院でのクリーニングを受けることをお勧めします。歯周病が進行している方や糖尿病の方、また虫歯になりやすい方は1ヶ月に1回と頻度を多くしてクリーニングをすることをお勧めします。

歯科医院では、プロフェッショナルな道具を使って、普段の歯磨きでは取れない歯石をしっかり除去します。定期的にクリーニングを受けることで、歯石の蓄積を防ぎ、歯や歯茎の健康を維持することができます。

まつだミリー歯科でも歯石取りなどの定期的なメンテナンスを行っていますのでお気軽にご相談ください。

 

まつだミリー歯科 院長 松田

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