まつだミリー歯科

徳力公団駅から徒歩７分、志井駅から徒歩８分にあるまつだミリー歯科の院長です。

みなさんは歯医者さんで歯石取りしていますか❓

みなさんは「歯石」という言葉を聞いて、どのようなイメージを持ちますか？実は、歯石は歯やお口の健康に大きな影響を与えるものです。今日は、歯石取りの重要性についてご説明します。

歯石とは何か？

歯石は、歯垢（プラーク）が唾液と絡まって固く固まって歯にくっついているものです。歯垢は、食べ物の残りかすや細菌の集まりで、毎日のブラッシングで除去できます。しかし、この歯垢が取り除かれずに残っていると、徐々に硬化して歯石に変わります。歯石になると、自宅でのブラッシングやフロスでは取り除くことが難しくなります。

歯石取りの重要性

歯石は歯周病菌の温床となり、歯周病の原因になります。歯周病は、歯を支える骨を破壊する病気で、放置すると歯が抜け落ちることもあります。さらに、歯石は見た目にも影響し、黄ばみや口臭の原因にもなります。

正しい歯磨きの方法や定期的な歯科検診を受けても、歯石がつくことを完全に防ぐことは難しいです。そのため、定期的に歯医者さんでの歯石取りが推奨されています。歯石取りは、専用の器具を使用して歯石を優しく取り除く処置です。この処置により、歯周病のリスクを減らし、お口の環境を健康に保つことができます。

また最近では糖尿病や心筋梗塞、認知症にも歯周病菌が関係しているということがわかってきておりお医者さんの方から歯医者での定期的な歯石取りを奨められるようになりました。

つまり歯石取りはお口の中だけでなく全身の健康にとっても重要ということです。

上の図は生活習慣病を説明するものですが、生活習慣病の初期に現れるものとして虫歯や歯周病が挙げられていていかに歯石とりが重要かがわかります。

定期的な歯石取りのメリット

• 歯周病の予防: 歯石を定期的に取り除くことで、歯周病のリスクを減らします。
• 口臭の改善: 歯石は口臭の原因となる細菌を含むため、取り除くことで口臭を改善できます。
• 美しい笑顔: 歯石の除去は、歯の見た目を良くし、自信を持って笑顔を見せることができます。
• 健康寿命を伸ばすことができます。

歯石取りの頻度

歯石取りの頻度は、患者さんの口内環境や歯周病のリスクによって異なります。虫歯になってないか、歯周病になってないかをチェックするためだけの定期検診ならば半年に一回程度で良いと思いますが、歯周病を予防し歯石を取るということを考えると重度の歯周病の方では1ヶ月に１回、軽度から中程度の方で３ヶ月に一回程度をお薦めしております。

まとめ

歯石取りは、単に歯石を取り除くだけでなく、歯周病の予防、口臭の改善、美しい笑顔の維持につながる重要な処置です。まつだミリー歯科では歯石とりは全身の健康につながる重要な処置であるとも考えています。患者さんが健康でより良い生活を送っていただけるように患者様の治療をおこなっています。歯石取りをしたいなと考えていらっしゃる方はお気軽にご相談ください。

まつだミリー歯科　院長　松田